年齢的にも現在の住まいの地理的にも、ライヴに行く機会もモチベーションも減ってしまったため、たまにそんな機会に恵まれると相当に影響を引張ってしまうようになったと感じます。
数年前、自分の好きな音楽の中では唯一、今や地元の仙台で観る事ができた「Riverdance」の時も、かなり長いこと感動の余韻に浸っていました。
そんな訳で、またしてもAmazonで買ってしまったDVD「Fire & Ice」。Genesis Revisitedツアーの少し前のライヴ。2010年、ロンドンのO2 シェパーズ・ブッシュ・エンパイアでの公演の模様が収められています。
そんな訳で、またしてもAmazonで買ってしまったDVD「Fire & Ice」。Genesis Revisitedツアーの少し前のライヴ。2010年、ロンドンのO2 シェパーズ・ブッシュ・エンパイアでの公演の模様が収められています。
メンバーは今やおなじみの、ロジャー・キング(Key)、ロブ・タウンゼンド(Pipes)、ギャリー・オトゥール(Dr/Vo)が揃っています。ジェネシス曲は全てギャリーが歌を担当。帽子を被っていないので昨年のツアー時より若干見た目モッサリですが、「Watcher of the Skies」でもあのモールス信号のようなリズムを刻みながら熱唱しています(ムズカシソー!)。
今回のRivisitedでもナッド・シルヴァンに全て任せずに数曲唄っていましたが、ジェネシスらしいかどうかはともかくとして、メリハリあるし良いヴォーカルだと思います。
そしてこの頃はレギュラー・メンバーの一人だった、元Kaja goo goo(懐かしい!!)のニック・ベッグスがベース&チャップマン・スティックを、そして紅一点アマンダ・レーマン(G/Vo)もこの時期はレギュラーでしたね。
そういえばニック・ベッグスはKaja goo gooではリード・ヴォーカルを取っていましたが、スティーヴのバンドではベース&スティックに徹しています。そしてアイドル時代は細身の優男という感じでしたが、マッチョになってシルクハットを被り、独特な存在感を出しています。他の映像だとおさげに黒スカートだったり、なかなか面白いキャラです。
ニックもアマンダも、また新しいプロジェクトになれば戻ってくる事でしょう。
ニックもアマンダも、また新しいプロジェクトになれば戻ってくる事でしょう。
ゲストはジョン・ウェットンとスティーヴン・ウィルソンが参加。
ジョンは意外な選曲ですが、ディランの「見張塔からずっと」を熱唱。
この曲はジミヘンもかつてカヴァーしてヒットさせていましたし、'80年代後期の「Guitar Speak」というギタリスト大集合企画のライヴ「Night of the Guitar」でも、ラストで参加ギタリスト全員によって演奏されていました。ギタリストにとっては特別な曲なんでしょうかね。スティーヴン・ウィルソンは「Shadow of the Hierophant」と「Clocks」に参加。
以前のエントリーでも書きましたが、僕はスティーヴのライブには1996年と2013年のRevisited企画でしか体験できていません。
理想としては、かつて「Steve Hackett Live」として映像作品が発表された1990年のノッティンガムでのライヴのような、ソロの名曲たちをいつか生で体験したいですね。
「Spectral Mornings」は絶対に生で聴いておかなければいけないと思いますし、「Jacuzzi」のアコースティック・ヴァージョンも。。。
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