2013年6月8日土曜日

0608 Steve Hackett Live at Club CITTA' Kawasaki 2nd Day


-Set List

1.Watcher of the Skies
2.The Chamber of 32 Doors
3.Dancing with the Moonlit Knight
4.Fly on a Windshield
5.Broadway Melody of 1974
6.The Lamia
7.The Musical Box
8.Horizons
9.Blood of the Rooftops
10.Unquiet Slumber for the Sleepers
11….In that Quiet Earth
12.Afterglow

- Introduction of members

13.I Know what I Like
14.Dance on a Volcano
15.Entangled
16.Supper's Ready

- Encore
1.Firth of Fifth
2.Medley : Jam session Myopia - Los Endos - Slogans - Los Endos

昨日とほぼ同じ演目ですが、Horizons 1曲が加わった2日目。今日はかなり前の方の、右よりの席でした。
昨日は左側だったので、2日かけてステージ全体を確認できた感じです。

左側にいるNadとRobはパフォーマー、エンターテイナー気質、右側のLeeとGaryはよりミュージシャン気質で、それをSteveとRogerが淡々とコントロールしている、というようなコントラストが見えた気がします。
Nadは歌詞に合わせた演劇的な動きが、Robは変拍子に合わせた引きつった動きやオーディエンスを煽るアクションが観ていて楽しい二人です。

今日はSteveに非常に近かったのでけっこう集中して観ていましたが、彼はピックを使っていないんですね。タッピングの時は指の腹じゃなくて、爪をピックみたいに立てて指板に当ててる。不思議。。。

Leeは左利きなんですが、ギターもベースも右利き仕様で、弦まで逆のままで演奏していました。
松崎しげるみたいに器用です。
きっとギターを始めた頃からずっと、右利き用をそのままひっくり返して弾いていたんでしょうね。

追記:
12弦とベースのダブルネックギターは、特注だとか。マイク・ラザフォードが使っていたのも特注が多かったようですし、12弦ギターとベースのダブルネックなんて組合せ、メーカーも量産モデルとしては作らないですよね。

今回のバンドは、Hackettさんに匹敵する知名度を持っているメンバーがいませんが、2日間観て、バンドとして非常に素晴らしくまとまっていると感じました。
ライヴを目の当たりにして「Genesis再結成しないかな」とか「ジョン・ウェットン、イアン・マクドナルドが・・・」とは、思いませんでした。
この選曲、この再現度は、おそらくこのバンドだからこそ成せるワザだと思います。


それにしてもThe Musical Box後の盛り上がりは昨日より凄かった!
やっぱアツいですよね、後半の展開、怒濤のギター。
そして本編ラストのSupper's Readyも、ミュージカルの大団円のようなエンディングに毎度シビレます!

アンコールが終わってスタンディングオベーションの中、Hackettさんがお茶目に座り込んでハァハァし、他のメンバーがタオルで風を送るというショートコントも観れた一夜でした。
正味2時間半、還暦すぎたベテランがブレイクもなく出ずっぱりですもんね。

結構楽しみにしていたのですが、Giant Hogweedはやらないのかな。

昨日も同じ展開だったけど、Los Endos Medleyの冒頭の曲は勉強不足で知りません・・・。
※10/5追記:'84「Till We Have Faces」に収録の「Myopia」ギターリフですね。別のエントリーでも書きましたが、「Till〜」は聴き込んでいなくて、ライヴ当時は分かりませんでしたm(._.)m




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