2015年7月7日火曜日
Christopher - By Alan White
Yes不動のリズム・セクション、その一翼を担ったアラン・ホワイトより、クリスの死去に関するメッセージがアップされました。
現メンバーでは最後のメッセージとなりますが、それが逆に絆の深さ、強さ、アランの悲しみの大きさを物語っていますね。
アランはずっと、クリスのファーストネームを、フォーマルな「クリストファー」で呼んでいたそうです。彼への尊敬と親愛を込めて。
1972年、ビル・ブルーフォードの脱退を受けて加入したアラン。
それ以前のキャリアは、ジョン・レノンのプラスティック・オノ・バンドなど、Yesとは異なる畑のドラマーでしたが、加入していきなり「危機」のツアーに駆り出され、ビルの穴を見事に埋めました。
構成・技術共にテクニカルな面が強調されるビルとの比較から、過小評価されがちなアランですが、シンプルで安定したリズムを提供しましたし、'74年の「Relayer」ではこれまで以上に複雑な演奏を披露しました。
そして何より、Yesを結成当初から守ってきたクリスの次に、長くバンドに在籍して共に支えてきた人です。
これでひと段落ついたというか、Yesもついに引き際かな、という実感が湧いてきました。
オフィシャル・サイトでは2016年ツアーのチケットまで出ていますけど・・・。
やはりYesにとってクリスの存在は、ジョン、ビル、スティーヴ、リックなどそれぞれのファンが思っている以上に大きいと思います。
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