CSNを映像で初めて見たのは、'80年代中頃のアトランティック40周年記念コンサートがTV放送された時の事。私が見た番組は殆どのアーティストがダイジェストになっていて、CSNは「青い瞳のジュディ」を演奏していた。
その後しばらくしてから、ByrdsやBuffalo Springfield、Neil Youngを聴くようになって、まあ完全に後追いだし、めちゃくちゃ熱心だったとも言えない。
でも今回は強く「行こう」と思った。ニール・ヤングがいなくても、CSNとして観られるのは最後なんじゃないか、そんな気がした。不幸な話じゃなくても、3人あるいは4人揃ってまた日本に来るという気がしなかったから。
前日3月5日はジャクソン・ブラウンが飛び入り参加したという情報があって期待も高まったが、結果からいうと6日はなかった。でもまぁ、純粋にCSNを堪能できたので全く問題ない。金曜だった事もあってか、当日券が出てはいたが客入りもとても良かった。
The Beatlesの「A Day In The Life」のインスト・アレンジが大音量で流れ、颯爽と登場したCSN。間髪入れずに「Carry On」の圧倒的、重厚なコーラスが会場を包み込み、完璧すぎるツカミでスタート。
アコースティックなセットで通すのかと勝手に想像していたが、意外なほどにエレクトリック・レディ・ランド(笑) 特にスティーヴン・スティルスのブルージーなエレキギターはキマりまくっていた。
ステージを仕切り、和やかにMCを入れていくのはグレアム。彼の進行によってアンサンブルが始まったり、それぞれのソロ・パフォーマンスが進んでいく。
Buffalo Springfieldやそれぞれのソロ曲、新曲などを交えた2部構成で、インターバルを挟んだとはいえ終演は10時前!
「ジュディ」「ウッドストック」などは外されていたけれど、それをものともしない濃密な2時間半(超え)のステージ。
ピークは本編ラストに据えられたスティルスの「Love The One You're With」、そしてアンコール最終曲の「Teach Your Children」。自然とSing-along状態になり、彼らも客もやりきった感でいっぱいに(笑)。
当日のセットリストは外部リンクを貼らせてもらいます。コチラ
やっぱりライヴや観劇などに制限があり、東京に帰るだけでお金がかかる地方生活...ちょっとイヤになってきたかも(笑)
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