という事で、Noel Gallagher's High Flying Birdsのアルバムは、Oasis以上に聴き込んだし、今回は追加公演が出て初めて抽選に応募したとはいえ、当選したのは素直に嬉しかった。
そういえば武道館でのライヴは、数えるほどしか行った事がない。
天井に日の丸がかけられているのを仰ぎ見ると、自ずと気も引き締まるというもの(笑)
覚えているところでは1992年のYes, 1994年のPeter Gabriel、それ以来かもしれない。
Peter Gabrielの時はアリーナ最後列の辺りで全然見えなかったので、今回の1階席というのはなかなか良い場所だと感じた。
「Champagne Supernova」「Don't Look Back in Anger」での盛り上がりは予想していたとはいえ、ステージと客席との一体感がとても気持ち良い。
1階席で周りと一緒に座ってのんびり観ていたけれど、流石に「Don't Look〜」では立ち上がってSing-along、妻と2人で大歓声を上げてしまいました(笑)
The Beatlesの「A Day In The Life」のインスト・アレンジが大音量で流れ、颯爽と登場したCSN。間髪入れずに「Carry On」の圧倒的、重厚なコーラスが会場を包み込み、完璧すぎるツカミでスタート。
アコースティックなセットで通すのかと勝手に想像していたが、意外なほどにエレクトリック・レディ・ランド(笑) 特にスティーヴン・スティルスのブルージーなエレキギターはキマりまくっていた。
ステージを仕切り、和やかにMCを入れていくのはグレアム。彼の進行によってアンサンブルが始まったり、それぞれのソロ・パフォーマンスが進んでいく。
Buffalo Springfieldやそれぞれのソロ曲、新曲などを交えた2部構成で、インターバルを挟んだとはいえ終演は10時前!
「ジュディ」「ウッドストック」などは外されていたけれど、それをものともしない濃密な2時間半(超え)のステージ。
ピークは本編ラストに据えられたスティルスの「Love The One You're With」、そしてアンコール最終曲の「Teach Your Children」。自然とSing-along状態になり、彼らも客もやりきった感でいっぱいに(笑)。