なんと衝撃!
大学受験の帰りになんだか気抜けして、ふらっと立ち寄った新宿レコードで買ったアナログ盤。それがGenesis「Nursery Cryme('71)」との邂逅でしたが、なんと25年も経って判明した事が。
フィル・コリンズがドラマーとして加入した初の作品で、既にリードボーカルをとっていたなんて・・・。
「For Absent Friends」、2分にも満たない小曲ではありますが、2007年のリマスター盤を聴いていて「ん?・・・んんん? これは、ピーターじゃない・・・よね?!」と、今更ながら気づいた次第です。直後に英語版Wikiでもウラ取りしました。
ずっと前に見た音楽誌で「Selling England By the Pound('73)」の「More Fool Me」がフィルの初ボーカル曲なんて書いてあって、私は今の今まで全くもってそれを信じて疑っていませんでしたが、なんとまぁ。(と人のせいにしてみたり・・・)
確かに「The Musical Box」「Supper's Ready」でもピーターと掛け合っていますし、「Harlequin」「I Know What I Like」ではツインリードのように終始ハモっていますが、「For Absent Friends」でのリードボーカルってのは、今更だけに大衝撃でした。
フィルさん、Genesis加入当初からこんな実績があるんじゃ、そりゃPG脱退後にその座に就くなんて、かなり自然な流れだったんじゃないでしょうか?
その当時を追想した音楽誌やWebなんかのテキストを読むと、フィルをフロントマンに据える事に、当時のメンバーも世間もかなり懐疑的だったというニュアンンスの内容をよく目にしますが、他者のオーディションも解散の危機も建前だったんじゃないか?と、思います。
それにしても25年も気付かなかったアタシもアタシです。。。
「Nursery Cryme」でもう一点。「Fountain of Salmacis」中盤の間奏、これはてっきりスティーヴ・ハケットのタッピングによるソロだと思っていましたが、トニー・バンクスのキーボードなのでしょうか?。Youtubeの映像を見てこれまたビックリ。当時の映像でも、この秋に再開した北米でのSH Genesis Rivisited Tourの映像でも、ハケさんその部分はノータッチ、というかオブリガートの部分を弾いています。タッピングだとすればかなりの魅せ場のハズなのに。限りなくギターの音に聴こえるこの音はメロトロン? オルガンには聴こえないし、なんでしょう?
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