3年ぶりのSteve hackett来日公演!
ホールは立ち見もキツキツに出るほどの満員御礼。急遽、日比谷野音のフェスが入ったとはいえ、東京1 Dayはさすがに足りない!と思えるほどの盛況でした。
CITTA'でのライヴはいつも完全に撮影禁止。最近では珍しい厳戒態勢。アナウンスでは「アーティストの意向により」って言ってるけど、CITTA'側の意向でしょ。FaceBookのSteve Hackettオフィシャルアカウントや、公認のサポート・アカウントでは、オーディエンス録画のYouTube映像ががんがんシェアされてますからね(笑)。動画は撮らないからせめて写真は撮らせて欲しいなぁ...
今回は途中で20分の休憩を挟んでの2部構成。ソロ曲とGenesis曲を分けてやるんだなぁ...と開演前に思いました。まあ、あそこにいた多くの人がそう思ったことでしょう!
Openingはいきなり「Spectral Mornings」嗚呼!!私はこの曲のライヴ演奏を長年待ち望んでいました(涙)。しょっぱなからですか!
ソロ曲の第一部は、1st、2nd、3rd、からの曲を、最新作の「Wolflight」に織り交ぜた、超充実の内容でした。クライマックスは「Star of Sirius」「Ace of Wands」「Shadow of the Hierophant」のメドレー。ソロのレパートリー、Genesisの曲に全く負けてない!
最新作のWolflightでも顕著ですが、'80年代中期頃から導入しているアラビアン/中近東風のエスニックな音楽性が、非常に良いスパイスを効かせています。そして以前と明らかに違うのは、例えばイントロが非常に暗澹としていても、どこかに必ず明るい希望が見えること。元奥さんのキム・プーアが描く、瞳のない顔とは決別したような、そういう印象を抱かせます。
休憩を挟んでの第2部は「Genesis Revisited」。しかも前回とはかなり演目を変えてきました。Foxtrotからは「Get 'em Out By Friday」「Can-Utility and the Coastliners」と、泣かせるような渋い選曲。
Selling England〜からは「Cinema Show」!この時、残念だったのはNick Beggsのダブル・ネックが不調を来して、音が出なくなってしまったこと。私は2階席だったので、その様子がはっきりと見えてしまい、そっちが気になって完全にRoger Kingのキーボード・ソロ・パートを聴き損ねてしまいました(泣)。
間髪入れずに「Lamb Lies Down on Broadway」へとなだれ込み、本編のラストは「Musical Box」で大団円。3年前も感じましたがこの曲は鉄板ですネ!
アンコールは「Dance On a Volcano」「Firth of Fifth」。
嗚呼...最高です...。
Genesis Revisited Tourで、日本公演の後に他国で演奏された「Return of the Giant Hogweed」「The Knife」「The Fountain of Salamis」「Lilywhite Lilith」といった曲も期待していましたが、それらを差し引いても最高のライヴでした。
やっぱり私が一番盛り上がってしまうのはSteve Hackett、その人なんだなぁと改めて実感した至福の時間でした。
今日はCamelとの日比谷野音フェス!こちらも楽しみです。
5/25 セットリストをアップしました!
- Setlist -
Solo set
1.Spectral Mornings
2.Out of the Body
3.Wolflight
4.Everyday
5.Love Song To A Vampire
6.The Wheel's Turning
7.Loving Sea
- Introducing Members
8.Icarus Ascending
9.Star of Sirius
10.Ace of Wands
11.A Tower Struck Down
12.exerpt from, Shadow of the Hierophant
- Interval 20 min
Genesis Classics
13.Get 'em by Friday
14.Can-Utility and the Coastliners
15.Cinema Show
16.The Lamb Lies Down on Broadway
17.The Musical Box
- Encore
18.Dance on a Volcano
19.Firth of Fifth
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