僕にとってのASIAはALPHAまで。ASTRAも'85年当時はかなり聞き込んだけど、その後まで長く繰り返して聴ける作品ではなかった。
だからジェフだけ残って、なんだか分からなくなってからの作品群は全くノータッチ。
それがオリメンに戻ってようやく霧が晴れたような気分ではあるけれど、どうも僕自身が若かりし頃のように夢中にはなれず、二歩も三歩も引いたところで傍観しているような今日この頃です。
そんな状態で見た冒頭のテレビ。凄い4人が集まっているのに、どうも盛り上がらない。
横で見ていた嫁さんは、もちろん彼らに関する知識もなく、いろいろ茶々を入れてくる。
「この人はバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクでしょ?」= スティーヴです。
「お爺ちゃんのニオイがしそうだね」=スティーヴです。
「前歯がスキッ歯だね。大きいイボもあるね」=スティーヴです。
「トップギアの人?(きっとジェイムズ・メイ)」=ジェフです。
「眉毛が離れているね」=カールです。
「ナニ人? デカイから米人かと思った。英人には見えない」=ジョン & ジェフです。
ライヴ映像を見て
「(僕が)行きたいって言ってたけど、行かなくて良かったね」
(確かにスカスカの音で、ライヴならではの疾走感も無いように聴こえました・・・)
合間にはファースト・アルバム限定BOXのCMが何度となく挿入され・・・。
「このジャケさぁ・・・ダサいよね?」
僕の中では今まで「あのロジャー・ディーンの作品」という頭しかなかったので、これまでこのアートワークがダサいという考えに及んだ事がなかった!
「ロゴもさぁ・・・ん〜、なんかテトリスみたいでダサいよね?」
ええ!!テトリスのロゴもロジャー・ディーンですから!!
「え〜そうなの!?、アタシ凄くない?」
ええ、ええ、スゴイですね。
確かに映画「40歳の童貞男」の部屋にも、あのドラゴン・ジャケが額縁入りで飾ってありました。ダサさの象徴なんでしょうかね。
ライヴには行かないし、新作もあんまり聴かないけど、僕にとっては「詠時感〜時へのロマン」は忘れられない名作です。CMの限定BOXもかなり前に予約しました。
そういう形で彼らを応援していきたいと思います。