2013年2月19日火曜日

Ben Folds Fiveのライヴに行きました

奥さんのフェイヴァリット・アーティスト。
僕が同行したのは2回目で、前回はベンちゃん一人のソロ・ライヴだった。
昨年、再結成しての来日公演!

正直僕は彼らの音楽を聴き込んでるとは言えないが、やっぱりライヴは楽しい!
奥さん的には、なんとなくついて来てしまう(ように見える)僕のスタンスが気に入らないらしく、今回の東京公演2回の間に何度も「(彼らを)好きな人と一緒に観たいのに!」と言われてしまった...。でも、そんな僕でも十分に楽しんでるんだから良いのだ。
それに現在宮城在住の僕は、観たくもないアーティストだったら、わざわざ大枚はたいてまで東京には行かない。

今回の東京2公演、セットリストが微妙に異なって、それがまた良かった。
昨日の渋公では、オーディエンスのリクエストに即興で応えたり、アンコールではアンジェラ・アキがゲストで唄ったりとサプライズがあって、初日以上に盛り上がった。

ピアノ、ベース、ドラムという編成から、ジャズ・トリオを思い起こされるが、演奏中にもそういった場面・雰囲気があって、ベンちゃんの演奏にロバート(ベース)とダレン(ドラム)が視線を送りながらアンサンブルを創っていくようなシーンが観られた。
楽しさの中にもインプロヴィゼーション的な緊張が鏤められていて、タイトでソリッド、時にはお茶目なリズム隊の支えがとても気持ち良いライヴだった。

今回の上京はこのライヴが主目的ではあったが、3泊の中で相当イベントを詰め込んだ。
住んでいた頃には気にも留めていなかった美味しい食べ物巡りもした。
浅草の洋食屋、月島のもんじゃ焼き、築地の海鮮。初日の三茶と最終日の渋谷、ライヴ後は、そういえば偶然にも両日ともラーメンで締めた。久しぶりに実家にも帰った。

ずっといる時は分からないが、たまにこうして帰ると、東京の楽しさや便利さが改めて分かる、そんな小旅行だった。